2019.10.11
中古物件を購入する時の不動産業者の選び方
こんにちは、住宅減税です。
物件を購入するとき、ほとんどの方が不動産業者を通して購入されると思います。
ですので、物件選びにおいて不動産業者選びは物件購入の明暗を分けると言っても過言ではありません。
本日は不動産業者の選び方、そして中古物件に焦点をあててご紹介したいと思います。
①問題点を指摘してくれるか?
物件選びを手伝っていただくわけなので、最初に利害の一致の確認が最重要です。
あなたが中古で良い物件を買おうと思っていることは当然のことだと思いますが、業者側は知りません。値段もそれなりで特に悪い物件でなければ買って欲しいと思っていたりします。
ここに利害の不一致が存在します。
なので、しっかりとこちらの要望を細かく伝えておくことが適切です。
要望を把握した上で、取引が破断になるかもしれないリスクを持って親切に物件の問題点を指摘してくれる人は信用して良い不動産屋さんです。
そのような方との取引を実施することが良い物件選びに近づきます。
②ギリギリの交渉を頼めるか?
不動産を購入するときに必ず価格交渉が発生します。
交渉相手は売主です。
そして多くの場合窓口になるのが不動産業者です。
中には何もしないで伝言するだけの業者もいるようです。
何もしなければ値引き交渉は叶いません。
ですので、そのような値引き交渉の要件を組んでくれる業者と物件を選ぶことをお勧めします。この辺りも事前に確認しておきましょう。
③購入前、購入後の税金について明朗会計で教えてくれるか?
不動産の購入は初めての方が多いと思います。
例えば、購入時に発生する税金としては、登録免許税、消費税、所得税などがあります。
購入後には、固定資産税や都市計画税などが発生します。
細かい数値感は税理士でなければ把握できませんが、この辺りの言及やシュミレーションを伝えられる業者を選定することは必須です。
後々のトラブルにもなりますので、確認しましょう。
④現在の所有者の売りたい事情を聞けるか?
中古物件は、新築と違います。
すでに所有者が存在し、その物件を購入するわけです。
その物件を現在の所有者は手放すわけなので、何か必ず売る理由があるはずです。
理由によっては物件をより有利に購入することが可能であったり、不利に購入してしまうこともあるわけです。
例えば、「この価格でなら売っても良い」と思っている人がいます。
この人に価格交渉はなかなか難しいわけですので不利になります。
有利な例で言えば、「経営している会社の業績が悪く2ヶ月いないで手放さないといけない」という人もいます。
このように物件を売る理由をしっかりとキャッチしている不動産業者の方と組むことは、希望に沿う価格や立地で購入する可能性を上げてくれます。
▼まとめ
いかがでしょうか?
一部ですが不動産購入にはたくさんの判断するための要素があります。
例えば、気に入った物件でも住宅ローン減税を受けられない物件もあります。
このような様々な問題点も指摘してくれる不動産業者と物件を選ぶことを強くお勧めします。築年数が超えた物件への対応は下記に記載しております。