2019.12.2
中古マンション購入前後に課せられる税金の計算式だけをまとめ
こんにちは、住宅減税です。
本日は、中古マンションの購入時に必要となる税金についてお伝えします。
実際に購入する際に支払わなければならないので不安な方は要チェックです。
「購入時に課かる税金」
不動産取得税
不動産取得税とは、不動産を取得する人に不動産が所在する都道府県へ支払う税金です。
固定資産税とは全く違い、購入時に1度だけ支払います。
計算式: 課税標準額 × 税率(4%)=不動産取得税額
課税標準額は、物件の固定資産税を刺します。
税率は4%が基本となります。
※条件により異なります。
印紙税
印紙税とは、不動産売買契約書などの課税文書の作成に対して収める税金です。
この税金は国税に該当します。
計算式:印紙税額の一覧表が国税局のサイトに掲載されているのでご確認ください。
参考:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7108.htm
おそらく1万円前後が印紙税となるでしょう。
登録免許税
不動産の所有権を登記する時に登記所に納付する国税です。
不動産業者や一般的に「登記料」などと呼ばれることも多いです。
計算式: 課税標準額×税率(0.4%)=登録免許税額
課税標準額は、物件の評価額です。
税率は、0.4%です。
参考:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7191.htm
消費税
不動産業者からの物件購入をする際に発生します。
計算式は、10%です。
ただし、中古マンションを個人から個人で購入した場合は非課税となります。
「購入後に課せられる税金」
固定資産税
固定資産税とは、所有する固定資産(家・土地などなど)に対して課せられる税金です。
毎年支払わなければいけません。
計算式:課税標準額×税率(1.4%)=固定資産税額
課税標準額は、物件の評価額です。
税率は、1.4%です。
都市計画税
都市計画税は、土地や建物の所有者に対して課せられる税金です。
固定資産税と同様に毎年支払わなければいけません。
計算式:固定資産税額×税率(0.3%)=都市計画税
固定資産税額に対して税率0.3%で算出できます。
まとめ
・不動産取得税:計算式: 課税標準額 × 税率(4%)=不動産取得税額
・印紙税:計算式:国税局のサイトに掲載されているのでご確認ください。
・登録免許税:計算式: 課税標準額×税率(0.4%)=登録免許税額
・消費税:物件の価格に対して10%
・固定資産税:計算式:課税標準額×税率(1.4%)=固定資産税額
・都市計画税:計算式:固定資産税額×税率(0.3%)=都市計画税
いかがでしょうか?非常にややこしい税金。
しかし、把握しておいて損はありませんので、ざっくりではありますが上記のような計算式でご自身でお確かめください。
中古物件ですとこれらの税額を引き下げることも可能です。
下記をご参照ください。
「4つの住宅減税」https://taishin-hakkou.com/hp/tax/