2022.7.8
外壁塗装の工事は増改築等工事証明書の発行で住宅ローン減税可能か?
建物の外壁は、経年によって劣化してしまいます。
そのため、定期的に塗り直す必要がありますが、施工費用が想像以上に高いと思う方も多いのではないでしょうか。
増改築等工事証明書の発行などの条件を満たせば、外壁塗装でも住宅ローン減税の控除が可能です。
そこで今回は、外壁塗装のリフォーム工事で住宅ローン減税を利用する方法についてご紹介します。
外壁塗装は費用がかかる
建物の外壁塗装は、費用がかかります。
外壁塗装には、建物内に雨水を浸入させないという重要な役割があります。
建物内に雨水が浸入してしまうと、柱の腐食やカビの原因になってしまい、建物の寿命が短くなります。
そのため、定期的に外壁塗装を行う必要があります。
最近では、汚れが付きにくかったり、熱を反射したりするなどの機能性を持った塗装剤もあり、使用するものによっては価格が大幅に異なってきます。
外壁塗装でも減税できる?
答えは・・・外壁塗装でも増改築等工事証明書を発行することで、住宅ローン減税の対象となります。
ただし!!外壁塗装で住宅ローン控除を利用するためには、いくつか条件があります。
外壁塗装の中でも主要構造部(屋根・柱・壁・床等)を半分以上、修繕するのであれば、増改築等工事証明書の発行が可能になります。
外壁及び屋根における修繕とは、外壁材の張り替えや屋根材の葺き替えを指します。
それ以外にも、塗装費用が100万円を超える、ローンの借り入れが10年以上などの条件を満たす必要があります。
つまり、これらの条件を満たした外壁塗装工事の場合は、増改築等工事証明書を弊社が発行し、確定申告時に税務署に増改築等工事証明書を提出することで、住宅ローン減税が可能になります。
増改築等工事証明書を発行することで、新築の建物以外にもリフォームや改築でも住宅ローン減税を利用できるのです。
減税する方法とは
住宅ローン控除は、確定申告の際に行います。
住宅ローンの年末残高を証明する書類や住民票の写し、源泉徴収票などの書類を揃えて、確定申告をします。
他に必要な書類の1つとして、増改築等工事証明書を用意しなければいけません。
増改築等工事証明書は、外壁塗装などのリフォーム工事を行った証明書です。
施工を行った業者か、弊社のように建築士事務所登録を行っている建築士などに発行してもらう必要があります。
増改築等工事証明書の発行には、以下の書類が必要です(弊社の場合)。
①リフォーム工事請負契約書
②リフォーム工事の詳細がわかる見積書など
③リフォーム前後の図面(リフォーム箇所、内容がわかるもの)
④建物謄本(あれば)
上記の必要書類の準備もいるため、住宅ローン控除の利用を考えている場合は早めに弊社にご相談ください。24時間無料相談受付中です!!
まとめ
費用がかかりがちな外壁塗装ですが、条件を満たしていれば増改築等工事証明書を発行することで住宅ローン減税の利用が可能です。
外壁塗装は建物を守る重要な役割があるため、それを維持するためにも塗り直しを行いましょう。
また、住宅ローン減税を行うためには確定申告を行う必要があります。
増改築等工事証明書など提出する書類が多いため、期間に余裕を持って準備を行うようにしましょう。
また、増改築等工事証明書はリフォーム業者によっては発行できないケースもあるので、その場合はお気軽に弊社の無料相談をご利用ください。増改築等工事証明書の発行可否・対象金額等をご確認いただけます。