2020.2.21
築30年の優良中古マンションの探し方について
目次
こんにちは、住宅減税です。
昨今の不動産価格の高騰から顕著に取引数が上昇しているのが中古物件です。
ただ、そんな中古物件の中でも築浅の築古物件をお探しの方も多いのではないでしょうか?
そこで本日は、築古物件の中でも価格的にも内容的にも「良い」と言われている
築30年の優良物件の探し方についてまとめていきたいと思います。
それではみていきましょう。
結論:下記の8ステップで進めていくべし
- 1. エリア〜予算などの希望を設定する
- 2.2~3社の不動産会社に連絡をする。
- 3.立地条件を確認する
- 4.管理状態の確認をする
- 5.管理費用などの確認をする
- 6.建て替えの可能性も確認する
- 7.標準的な相場で購入をする
- 8.耐震基準適合証明書を発行する
その1 エリア〜予算などの希望を設定する
不動産を優良マンションかどうか?判断するにはご自身の主観でしかないと考えます。
ですので、〇〇駅から徒歩いくら?予算はこれくらい?間取りはこう!みたいな希望を設定する必要があります。
まずは箇条書きでも結構なので書いていきましょう。
その2 2~3社の不動産会社に連絡をする。
不動産の希望が整ったら次は対象となる物件を探します。
ここでほとんどの方々がWEB検索を開始するかと思います。
しかし、残念ながらWEBに掲載されている魅力的な物件というのはすぐに成約します。
そこで必要なのが不動産屋さんです。
非公開の物件を多くの不動産の方々は把握しています。
こうすることでいち早く優良物件に当たる可能性を高めていけます。
その3 立地条件を確認する
築年数が30年のマンションだと立地によっては売却も賃貸も難しい場合があります。
そうなるとご子息に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
ですので、立地条件には気をつけましょう。
特に都心部へのアクセス性や駅からの距離などは必須です。
物件が他のマンションに囲まれていないか?
ベランダは南向きか否か?というポイントも抑えておきましょう。
その4 管理状態の確認をする
築年数が古い物件の寿命は管理状態で大きく左右されます。
もし、内覧中のマンションのエントランスが汚れていたり、ゴミ置場が荒れていたりする場合は非常に危険だと判断いただいて問題ありません。
共有スペースへの良し悪しで居住者の良し悪しは把握できます。
逆に築年を経ても綺麗な物件は居住者も良しとして問題ありません。
その5 管理費用などの確認をする
マンションを購入すると必ず管理費や修繕積立金が必要となります。
しかし、多くの居住者を抱えるマンションでは滞納している方も存在します。
そのような状況の確認もしてきたいところです。
その6 建て替えの可能性も確認する
築年数が古いマンションは40年以降で建て替えの議題が出てきます。
もし、建て替えとなるとリフォームやリノベーションの費用は勿体ないですよね。
そういったリスク回避のためにも確認をしておきましょう
その7 標準的な相場で購入をする
築30年のマンションは他の物件よりも安くて広いというメリットがあります。
しかし、相場よりも安すぎる物件や高すぎる物件はコスパという面で非常に不利です。
相場を調べて納得のいく平均的な価格で購入することを推奨します。
その8 耐震基準適合証明書を発行する
耐震基準適合証明書を発行することで、築年数以外の条件を満たしている前提であれば
築年数が30年のマンションでも住宅ローンの控除を受けることが可能です。
詳しくは下記に記載していますので、是非発行しましょう。
最大300万円の控除を受け取ることが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
築30年以上の物件というのはメリット以外にもデメリットも多く持つ場合もあります。
是非慎重なご選択をコスパの高い物件選びを試してみてください。